マレーシアにある小島 ペナン島滞在

台湾生活というタイトルだけどマレーシアに行ってきたのでせっかくだからこのことも少し書かせておくれ。

ペナン島とはどんなところ?

マレーシアの西側にある周囲60kmほどの小さい島、ペナン島に2週間ほど滞在してきました。ペナン島には人口が約180万人いるらしく、ペナン島では約60%が中国系となっています。

マレーシア全体としてはマレー系が60%中国系28%、インド系8%となっているので比較的中国系が多いところです。

なので台湾で勉強してきた中国語もペナン島では存分に使うことができました。

なんでペナン島行こうと思ったの?

仕事のVISAが降りるまでまだ時間がかかりそうであったので、行ったことのないところにいこうと思いました。

はじめはフィリピンの島に行こうと思ったのですが、英語のやり取りが少ししんどいという理由で中国語が通じるマレーシア、また友達から勧められたことがあるペナン島に行ってみようと思いました。

行き方

成田空港→シンガポール→ペナン島と乗り継ぎで行きました。

この方法が一番安く行ける方法であったので成田の朝の便にのって、シンガポールで約5時間も滞在することになりました。

東京からペナン島まで行きは2万1千円、帰りは3万4千円ほどで行くことができました

空港からゲストハウスへは日本ですでに登録していたgrabで移動しました。grabは時間帯や込みぐあいによって値段が変わってきます。

夜8時半頃タクシーに乗って20分ほどで20リンギット(レートが1リンギット約32円で計算)で640円ほどでした。

grabの運転手、インド系の人で英語で少ししゃべったのですが、発音が独特でかなり聞き取りづらかったです。

この後合うマレーシア人の英語は全部独特な英語で聞き取りづらかったです。まあ元々英語はほとんどしゃべれないのですが。

ペナン島の空港の写真

泊まった所

THE Frameというところでペナン島で最も栄えているジョージタウンの中の一角にあるゲストハウスに止まりました。

男女共同ドミトリーで一泊1200円ほどで宿泊できました。シャンプーあり、無料飲水あり、耳栓ありです。

ゲストハウスの写真

換金

空港のレートは悪いと聞いていたので町に着いてから換金しようとしていたのですが、夜遅くてやってなかったので着いた日は疲れていたので就寝。

m.s.k.m mohamed haniffa forex sdn bhd jalan masjid kapitan keling

MSKMという換金所の写真
換金所の営業時間

というところで換金しました。2023年7月5日時点でのレートは1リンギット32.2円でした。他の近くのところでいってもほぼ変わらなかったです。

色々みたところHasani Munawarah Exchangeというところは32.4円とほんのちょっとだけ高かったです。

HMEという換金所の写真

交通について

遠出するのにはgrabが一番安全で使いやすいと思いました。一言も会話することもなく目的地につくことができます。

車で30分前後の距離で20リンギット前後。事前払いなのでお金で揉めたりすることもなく日本のタクシーに比べるとだいぶ安いので遠出する際はgrabをおすすめします。

バスは値段でいうと2,70リンギットとかなり安いです(距離にもよるらしいが結構な距離この値段でいけた)。

しかしバスの待ち時間くっそ長いときがありました。時間気にしないならいいですが、grabの便利さを今回は思い知りましたね。

あとバトゥ・フェリンギというところの帰り

小銭なくて次の駅で降ろされた

ので、乗る前に小銭準備を忘れずに!

たまたま降りたところにマレー系の女の人がお釣りないの察してくれて声をかけてくれ、両替してくれたのでことなきを得ましたが。

自転車レンタルも利用しました。

Chin Seng Leong Kedai Sewa Basikal というお店。

1日8リンギット。行き先など決まっていなかった僕にとってはかなり使い勝手がいいものでした。

ただ変速などはついていなく、一方通行も結構多かったのでめんどくさいときもありました。

免許なしでも乗れる電動バイクも借りることができ、1度利用しました。

ただ1時間20リンギット(3時間50リンギット)と、ただ目的地行きたいだけならgrabを使ったほうが安いし早いと思います。

でも風を感じて気ままに運転してみたかったので僕は借りてよかったなと思いました。思い出づくりに一度借りてみてもいいかも!

あと交通マナーは結構いいように感じました。無理な右折や、信号無視などはあまり見かけませんでした。

物価

水 約1.5〜2.5リンギットくらい 

コーヒー 一杯10~15リンギットくらい

トリケラトプスの骨の飾りとカフェのメニュー
カフェのメニュー表

ローカルフード 15〜30リンギットくらい

中華系麺屋のメニュー
檳城大蝦麵と書かれたレストランのメニュー

酒 平日はハッピーアワーみたいなのやってるとこあって僕が行ったところは9リンギットで飲めました。

普通の値段で飲んだらいっぱい20リンギット近くするところが多かったです。

タイガービールの写真
バーのメニュー表

もちろん店によって異なります。全体的に日本よりちょっと安いなとは思ったけど、かなり安いとは感じませんでした。

注意点

数点思いついたので書いておきます。

一つは充電プラグ。日本のものとは違うBFタイプと呼ばれている三叉になったタイプです。初日これのせいで充電できず、困ってしまいました。

次の日電気屋で15リンギットほどで購入できました。プラグとか事前に普通調べるようなものでしょうが忘れてしまってました。

あとトイレ。結構紙なかったりするので、ポケットティッシュ常にポケットに忍ばせておいた方がいいかもしれません。

基本的にお尻吹いたティッシュはゴミ箱に捨てるスタイルでした。

手動ウォッシュレットなのかトイレにシャワーがついており、トイレびちゃびちゃなところもおおかったです。

あと夜道端で女性の姿をした人が立っていますが、見るからにレディボーイだと思います。

街の感想

とりあえず、くっそ暑いけど着いたばかりのときは街を歩いてみることにしました。

歩いてみた印象は結構綺麗。街中にゴミ箱が設置されていて、たばことかは落ちてるけど大きいゴミはあまり落ちていない印象

マレーシアの街中にあるゴミ箱
街中に設置されているゴミ箱

色んな文化が混じり合っているマレーシアでは華人の通り、ここはインド系の通りといったように道が違えば違う文化となっていました。

夜のモスクの写真
ムスリムのモスク
中華街の行列の写真
中華街で激混みの徳盛飯店
インド系の人たちの通り
インド系の人のお店や家がある通り

滞在中に会った人に聞いたら文化が違っても争いが起きづらいようにしっかり分けられていると言っていました。

でも一つの店でも違う民族の人が働いていたりもあるので、すべてが別というわけでもないようですね。

結構びっくりしたのは

朝5時

にモスクからアザーンと呼ばれる礼拝の放送が大音量で流れてどんなに疲れていても目が冷めてしまいました。

現地の華人の人が言っていましたが、慣れたので目覚めることはほとんどないと言っていました。

ちなみにこのアザーンは1日5回あるようです。

ご飯

マレーシア料理、中華、インド系と色々試したけど全体的に美味しかった!濃い味が多くて日本人結構好きだと思う!

強いて言うなら米が少しだけぱさついていて苦手。インドカレーとか海南ライスとかに使われている米が日本の米だったらなーと思ったくらいですね。

徳盛飯店の麻婆豆腐 夜6時位に行ったらかなりの行列で1時間くらい並びましたがたしかにめっちゃ上手いです。

麻婆豆腐の写真
麻婆豆腐
豚肉炒めの写真
豚肉炒め

甘辛の豚肉炒め。混んでたから相席になったアメリカ人女性2人組は気に入ったらしくもう一つ頼んでいました。

Hameediyah Restaurantというところのカレー

インド料理屋のメニュー表

メニューみても正直よくわからなかったので実物を指差しと片言の英語で頼んでいたらこうなった

インドカレーの写真
インドカレー

インド系の人はみんな手で食べていた。めっちゃ本格的で美味しい!けどかなり量多かった!

海南ライス!どこの店で食べたか忘れてしまった。台湾の雞肉飯っぽいさっぱりした味。ぶっかけたけど食べ方あってる?笑

海南チキンライスの写真
海南チキンライス
海南チキンライスの写真
海南チキンライス

中華系の市場で食べた鳥サテーと牡蠣オムレツ。サテーはピリ辛焼き鳥みたいなイメージ。美味しい。牡蠣オムレツ。香ばしさが半端ない!台湾のとまた全然違う!

水餃子何式なのかわからないけど美味しくて接客も元気でいいし2日連続食べてしまいました。

鳥のサテーの写真
鳥のサテー
牡蠣オムレツの写真
牡蠣オムレツ
水餃子の写真
水餃子

2週間もいたので全部載せれないですが、味が無理!っていうので残したものはなかったです。量が多く残してしまったものはありましたが。ていうか普通に全部美味しかったです。

行った観光地

コーンウォリス要塞

近くに会ったから行ってみました。20リンギット入場料がかかります。現金は不可でカードのみ利用できます。

この入場料には飲み物代も含まれており、ビールか水か選べました。もちろんビールを選択。

ビールの写真

コーンウォリス要塞は1786年、イギリス東インド会社の総督が立てた建築物で色んな大砲とかが見ることができます。

大砲の写真
大砲の写真

歴史的なものはありますが、特に中に出店とかはありません。なにか色々作業をしていたので他にも今後展開はあるかもしれません。

歴史的なものに興味がある人はいいかもしれませんね。

姓周橋

この橋に住んでいる人の苗字が全員「周」という名字らしい笑実際に住んでいた人に聞いてみた所そうだと言っていた。

海の上の橋に住んでいるようでお店もいっぱいあって面白かったです。

入場料などはありません。

この橋に友達がいるといっていた現地の人に聞いたのですが、実際に住んでいる人がいるのに観光客来て迷惑がっていないのかと聞いてみました。

正直うるさいと思うこともあるようだけど商売のこともあるし、全然受け入れているよ、とのことでした。

姓周橋の入り口
姓周橋の上に建つ建物

近くに姓李橋という李さんしか住んでいない所もあるのですが、こちらは出店とかはほとんどなかったので観光でいくなら姓周橋の方がおもしろいかもしれません。

寝釈迦仏寺院

バイク借りて行ってみた。タイ式の仏教寺院。

帽子と靴を脱いで入る。お祈りの品を買うとお金がかかるが、ただ入るだけなら特に入場料などはかからないようです。

日本仏教のような大乗仏教とはだいぶ印象が異なり派手な印象。

日本とルーツが違う上座部仏教に興味がある人はぜひ。

寝釈迦仏寺院の建物
寝釈迦仏寺院の大仏

バトゥ・フェリンギ

見た感じ西洋系の人が多く、観光客がほとんどのように感じられましたが海がキレイで、ウォータースポーツも楽しめるようです。

観光客向けのものが多く割りと値段も高かったですが、ゆっくりできました。

水着とかゴーグルとか近くに出店がたくさんあり、持ってきていなくてもそこで購入できます。

リゾートホテルの入り口から入ったのですが、宿泊者じゃなくてもレストラン利用でき、荷物も預かってもらえました。

バトゥ・フェリンギのビーチ
バトゥ・フェリンギのビーチの木の下から取った写真

ペナンヒル

ゲストハウスから自転車でいきました。1時間以上かかり雨にも当たったのでタクシーで行けばよかったと後悔しました。

途中道を間違え野生の猿にあったりとスリリングでした笑

ケーブルカーでテッペンまで行くことができ、時間は大体15分ほど、往復30リンギットで行くことができました。

テッペンにも野生の猿

がいました

でも地元の人によると悪さをしているのは見たことないと言っていました。食べ物持っていたらもしかしたらとられるかもとも言っていましたが。

僕は行きませんでしたが音楽聴きながら食事できるところもあったり素敵なところでした。

昼行きましたが夜も夜景でおすすめだとか。屋根とか建物のせいか、上から見た景色もだいぶ日本とは違う。

ケーブルカーから見下ろした風景
ペナンヒルの山頂からみた景色

たまたま会った華人のマレーシア人家族に連れて行ってもらって、帰りまで仲良くしてもらいました。

ケッロックシー

ペナンヒル行った後日、現地の人におすすめされていったのですが、ペナンヒルからめちゃ近かったので行く人は一緒に行ったほうがいいかも知れません。

東南アジアで最大級の寺院だ、とおすすめされて行ってみたのですが、たしかに圧巻!

ケッロックシーの神殿の写真

ちなみにこの中に入るには(たしか)2リンギットほどかかりました。

ケッロックシーの頂上から撮った写真
てっぺんから撮った写真

登っている最中に仏のタイルの模様があるのですが、全部の階で雰囲気が違う

ケッロクシーの内部壁にある大仏のタイル
ケッロクシーの内部壁にある大仏のタイル
ケッロクシーの内部壁にある大仏のタイル

ペナンアートストリート

ペナン島で一番有名なシンボルの自転車に乗っている兄弟の壁画があるところ

お土産も色々売っているし、おしゃれなカフェとか美術館とか色々あります。

ペナン島の象徴的な自転車とそれに乗っている壁画の絵

この通りにあるレンタル自転車バイク屋

Chin Seng Leong Kedai Sewa Basikal

で自転車借りたり、電動バイク借りたりできました。

毎日ここでレンタルしていて、中国語も通じるので色々話してたら

壁に絵を描かせてもらうことになった

もし行く方はまだ消されてなければみてください!笑

壁に描かれた絵

かなりここの人たちにはお世話になり、ご飯ごちそうになったり帰りバイクで空港まで送ってもらったりしました

。ありがとうみんなー!本当にいい経験をさせてもらった。

他にも色々行ったけど有名な観光名所っぽい所の軽い紹介でした。

街のお祭り

たまたま僕が滞在中の7月7日、ジョージタウンのお祭りがある日でそれに参加させてもらいました。

華人のお祭りのようで、お客さんは色んな文化の人達や観光客がいましたが出し物をやっている人は華人の人たちがメインのようです。

切り絵体験と水墨画体験に参加しました。切り絵細かい部分難しかった。 特に中国系の文化じゃない国の人達がすごい食いついていましたね。水墨画のテーマはパンダ。

ここで知り合った家族に後日ドライブに連れてってもらいました。みんな優しすぎ。

まとめ

ペナン島かなりいいところ!観光名所とかもいいけれど全然ゲストハウスの近くをぶらぶら過ごしているだけでも楽しめました。

みんなニコニコしてるし、好きな場所がまた一つ増えました。機会があればぜひ行ってみてください。

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