台湾の結婚式

一人台南旅行

バスに乗って初めて台南までいったときに絵の展示を見にギャラリーに行こうと思ったのですが、目的地に行く途中で迷ってしまい、近くにいた人に片言の中国語で道を訪ねました。

その人は説明してくれましたが、あまりよく理解できなかったので困った様子を僕から感じ取れたのでしょう。通りがかりの女性が

行く途中にあるところだから連れて行くよ

的なことを言ってそこまで僕を連れていってくれました。

その子にお礼を言ってお別れする前に、持っていた居酒屋の名刺を渡しました。

機会があったら食べにきてよ とその女性に伝えお別れをしました。

ある日

台南旅行からしばらくした後に、居酒屋でキッチンで料理を作っているときでした。

ホールをやっていた副社長から「知り合いきてるよー」と言われ落ち着いた後ホールに顔を出したところ、台南でギャラリーまで道案内をしてくれた女の人でした。(名前はPちゃん)

たまたま台南から台中にくる用事があったようで彼氏と一緒にご飯を食べにきてくれたのです。

いろんな話をして、連絡先を交換してまた機会があれば会おうと伝えお別れをしました。

SNSから連絡

最後にPちゃんと会って3ヶ月後くらいにPちゃんから急にSNSから連絡がきて

結婚することになったので結婚式来てください

と書かれた連絡がきました。

2回しかあったことないのに

普通にびっくりしましたが、あまり機会がないと思うので台湾の結婚式参加してみたらどうかという旨の内容が書かれていました。

なるほど、たしかにそのとおりだなと。せっかくだし行ってみようと思いました。

祝儀

赤い札2枚の写真
Mk2010氏 wikipediaよりクリエイティブ・コモンズ 表示 3.0 一般 ライセンスの下に提供されています。

ご祝儀の額結婚式する場所や関係性によって相場が違っているようです。僕のようにちょっとした知り合いだと2200元あたりでいいのではないかと台湾人の友達に相談して決定しました。

日本とは違って割り切れる数字を入れるみたいです。でも4と8は縁起が悪いのでタブーとされているようです。

祝儀は上記の写真のような赤い封筒 紅包(ホンバオ)というものにいれます。白い封筒、台湾では縁起が良くないようです。この紅筒はコンビニや文房具屋などで買えます。

服装

スーツ台湾に持ってきてないや、どうしよう!と思っていて友達に相談したところ

自分が結婚するわけじゃないんだからスーツなんていらないでしょ

と笑われました。下の動画見ていただければわかりますが、みんな結構ラフな格好できています。でもサンダルはマナー悪いらしい笑

女性は結構私服じゃないドレスのような服来ている人もちらほらいました。

結婚式当日

紅包を握りしめ、台中から台南までバスに乗っていきました。

學甲國小禮堂という小学校のホールで結婚式は行われました

到着すると紅包を受付に私指定された席に移動。もちろん友達はいないので知らない人のテーブルに混ざる形でした。

予定時刻押して(結構あるあるらしい)新郎新婦入場

こちらが結婚式の様子

結婚式場にあるオードブルの写真

食事。

結婚式場の壇上の新郎新婦たちをとった写真

壇上。

スライドショーが後ろに映し出されている。色々出会いとかそういうのとか話していたのだと思うがこのときは言葉よくわかりませんでした。

結構お客さん自由で、壇上でなにやらしゃべっているけどみんな好き勝手話している。

壇上でいろんな人が上がりなにか喋りみたいなのを繰り返し、最後は新郎新婦と写真を撮って終了。始まったのは15時頃で17時頃に終わりました。

写真を撮ったときにPちゃんと少しだけ話しができ、結婚式を通して台湾の文化を知ってほしかったと言っていました。僕もお礼を言って台中に帰るのでした。

感想

まさか2回しか会ったことないのに結婚式呼ばれると思っていませんでした。しかしこういう不思議な出会いもあるのが台湾のいいところです。

日本の結婚式みたいにみんなスーツとかじゃなくて、固い感じがなくみんな自由でした!もっと壇上注目しなくていいのかとも少し思いましたが。笑

貴重な体験をさせていただきました。

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