日本と台湾の場所は近いので生活習慣や文化が似ている部分があり,2つの国に共通しているものも多いです。しかし一見似ているようでもお互いの認識が違うものがあり、今回はその 日本と台湾の文化の違いについていくつかについて紹介したいと思います。
干支について 日本と台湾の文化の違い
日本の十二支は鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
台湾のは鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
ほとんど一緒じゃん!と思うかもしれませんが、2点違うところが。
1点目。台湾の羊の意味はヒツジ含むヤギやガゼル等の動物も含むらしいです。
2点目。台湾は豬年ではなく
豚年
です。漢字も似ているので一瞬わからないけど台湾では猪年ではなく豚年ということになっているのです。昔日本では家で豚を飼う習慣がなく、猪が豚の代わりになったと言われています。
日本で私は豚年です。といったら
豚野郎
と罵られる可能性はありますが台湾では普通のことですので安心してください
お粥に関して 日本と台湾の文化の違い
お粥は日本であまり日常的に出るものではありませんが、台湾では朝ごはんや夜食でわりと日常的に食べられています。
台湾には日本ではあまり見かけないお粥屋さんもいろんな所にあり、胃腸に優しいものが食べたいときに助かっています。
また日本では珍しい、さつまいものお粥(地瓜粥)やピータンのお粥(皮蛋粥)等が台湾では有名で、おかずがなくてもそのまま食べることができて、とても美味しいです。
逆に台湾では1月7日に日本で食べる七草粥や、鍋の後にご飯を入れるいわゆる「シメ」のご飯は台湾の人からするととても珍しいようですね。
日本では基本的に胃腸の調子が悪いときや風のときに食べるイメージがありますが、台湾の人がお粥を食べていても心配して「どこか調子悪いの?」と声をかけなくても大丈夫です。
普通に絶好調
の可能性大です。
トマトの立ち位置 日本と台湾の文化の違い
日本と台湾のトマトの立ち位置の違い。それは。
台湾ではトマトは果物扱い
今まで考えたこともなかったですけど他の野菜に比べたらたしかに甘みはあるし水々しい。
でも生まれてから今までトマトは野菜だと言われ続けてきたのでなかなか受け入れ難いです。台湾人にも聞いた所
余裕で果物でしょ
と言われる始末。しっかりと果物屋にもおいています。
台湾では梅粉と呼ばれる甘酸っぱい粉をかけて食べたりします。たしかにこの粉かけるとデザートっぽい。とちらっと思うももう一人の自分がトマトは野菜だと語りかけてきます。
本能が果物だと語りかけてきて理性で野菜だ!と言っている感じです。
ラーメンの味の濃さ 日本と台湾の文化の違い
台湾人が日本のラーメンを食べるときに思うこと。日本人が台湾のラーメンを食べるときに思うこと。それは
台湾人:しょっぱ! /日本人:味薄!
なんでこんなことになってるのかっていうと台湾人は日本人よりスープを飲み干すことが多いんです。
台湾にも日本人が開いているラーメン屋がいくつもあるのですが、基本割りのスープがあります。もしくは食券などに味の濃さを選択できるようになっています。
僕が初め台湾人が経営しているラーメン屋のラーメンを食べて思ったことは
なんか入れ忘れているんじゃないか
ということでした。しかし入れ忘れとかではなくそれくらいの濃さが台湾人にはちょうどいいということでした。
個人的には台湾のラーメンも麺にがっつり味が絡まる濃いめにしてもらいたいところですが、これも文化の違いというところなのでしょうか。
信号機の表示 日本と台湾の文化の違い
台湾に初めて行ったときにびっくりしたことそれは
信号に次の色に変わるまでの時間が書いてある
ということです。
これは便利
横断歩道よりまだ遠い段階で急いだけど結局間に合わなかった、ということがないですね。途中で諦めがつけれます。
逆に台湾の人は日本に行ったときいつまで待てばいいのかわからず少しストレスがたまったと言っていました。
台湾の信号に慣れていたらそう思うのも無理はありません。これは日本でも取り入れてほしいですね〜。
まとめ
いかがでしたか。今回は以上の5選でしたが他にも色々文化の違いはあるので機会があれば紹介していきたいと思います。