台湾強制帰国から3年その2

前回までのあらすじ。お店を買い取った後に気づく。ゴミとシロアリやばい。。

羽蟻の死骸

羽アリのイラスト

掃除している時に羽蟻の死骸みたいなのがめちゃめちゃいて、気持ち悪いなぁと思っていました。

色々調べてみるとシロアリがいる建物の特徴と一致していて、詳しい人に聞いたらやっぱりそうみたいで。

駆除は大家さんが費用負担したけど、その間作業できずに時間と費用だけが刻々と過ぎていきました。なんだかんだで、その駆除も終わり作業再開となりましたが、まだ荷物は大量に。

無理だ。。誰か助けてくれ。。

ゴミに潰されて笛で助けを求めている男性のイラスト

 朝イチで片付けしようとコンビニ行って飲み物を買おうとしていると入り口の前にホームレスのおじさんがいてレシートくれ(台湾のレシートには宝くじてきなものがついてる)と言われあげるとふと思いつく。

お金払って手伝ってもらおうと。話をしているとやるということで一緒にお店に行くことに。

そのおじさんと一緒にお店の中にはいった途端

汚すぎるから無理!

道路に散らばったゴミ袋とゴミのイラスト

と言われそそくさと帰っていきました。。そんなところを一人で掃除したんじゃーー!

ようやく・・・

結局時間をむっちゃかけ、ゴミは片付け終わり、壁塗る作業に。これは割と単純作業で時間はかかるけど楽しく、時間はかかったけど無事に終わりました。

店の近くは台中駅の近くで東南アジア系の人が多く、市の中でも雰囲気がよりアジア色が濃い地域で台湾に3年くらい既に住んでいた僕にとってまた違う海外きた気分でようやく新鮮な気持ちをもって過ごすことができました。

就労ビザの申請も順調に行き、ボス、副ボスの料理の準備や手続きの準備も順調に行きついに僕のビザが発行されました。

もう一人の日本人がオムライス屋を手伝ってくれることになり、その人が店長、名義上は僕の名前の会社で新体制スタートに。

記憶ちょっと曖昧ですが、準備から3ヶ月4ヶ月ほど経ってようやくお店をオープンの目処がたち、そこから2週間ほど人を募集することに。

バイト募集

2人の男性が向かい合わせで座っている。海外の男性と面接をしている様子

 副ボスがネットで求人を出し面接はボスと一緒に参加することに。

しかし、面接で人を探すのにも一苦労ありました。

面接にカップルで来る人

(仕事探しているのは1人だけ)のほかに

チャリで毎回2時間かけて来ようとする人

(本当につづけられるのか?)

面接時間遅刻しかも連絡なし(多数該当あり)

でなかなか日本での常識と異なる人が面接にきていて決めかねる状況に。その中で上記に該当しない数少ない人を採用。一人は夜間の学校いっている女の子の学生。もう一人はセールス経験のある男性、もう一人は筋トレ好きのがっちりした男子学生を採用することになりました。

オム作り練習 オープンまで

オムライスの上にケチャップでハートマークを描いているイラスト

 台湾ではあまりなかったご飯の上にオムライスを乗せてナイフで切るとパカっと割れるタイプのオムライスでインスタ映えを狙ったメニューだったので作るのに練習が必要で、オープン前1週間ほどみんなで練習をすることに。

器用な人はすぐにコツを覚えて、不器用なひと(僕はこちらに含まれる)は何度も失敗し、数多くつくり作ったやつをみんなで食べるということを繰り返して行いました。

死ぬほど卵食べたのでみんな卵嫌いになり実際僕もしばらく卵食べると吐き気が込み上げるという事態になりました。

とりあえず日本人の店長と僕と器用な子はなんとか作れるようになり、苦手な子はとりあえずサイドメニューやご飯の準備をすることに。そしていざオープンを迎えることになりました。

オープンしてからもトラブルは続くし、この話もつづく

合わせてこちらの記事も:台湾強制帰国から3年

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